当たるも八卦で徒然・・・

■当たるも八卦
当たるも八卦、当たらぬも八卦・・・

「えい!それっ! ・・・あなたの運命がみえました。」

 

こんな怪しい占い師のことを想像できると思います。
また、よく辻立ちで占いをやっている人が思いつくと思います。

 

こちら

【当たるも八卦当たらぬも八卦
占いは的中することもあるし、外れることもある。

 

これ、当たるのも当たらぬのも本人次第ともとれますし、占い自体信じれるものではないとも取れるかと思います。

 

この八卦というのは易占いからきております。
簡単に解説しますと、八個の世界を構成している要素でして、乾(天)・兌(沢)・離(火)・震(雷)・巽(風)・坎(水)・艮(山)・坤(地)の八種類です。

これの構成は陰と陽で構成されており、中国の考え方になります。

 

じつはこの易経というもの、昔は帝王が納めるものとして学ばれてきました。

ですので、占いではなく実は教養書であり、帝王学なんですね。

 

そして、この占いジャンルというものは私的には人間が本来持っている動物的直観を現出するための道具でありちょっとカルト的にいうと予知本能など本能を顕在化させるための手段。

と捉えています。

だから、私は占いに当たるも外れるもないのではないか。こう思います。


そしてこれ、易経の本のなかにものっているんですが「人を易経で占う時は、状況や背景などの詳細をしっかり把握すること」

 

つまりカウンセリングやコンサルティングの類のことをきちんとしたうえで、第3者的に分析をしっかりするようにと言ってるんです。

 

なので易経というものは「帝王学にのっとって、人間の直感や本能に根差した内容を顕在化させ、カウンセリングやコンサルティングを行う」というふうにとらえています。

 

こう考えると、易経のこの「当たるも八卦 当たらぬも八卦」というものは、実は「全部正解だけど、自分の解釈の仕方で当たるも外れるもありまっせ。だから占う側の資質も問われるし、占われる側もしっかり見なはれや」ということなんかもしれません。

 

実際に私も少し易占いできますし、しているときもあります。
興味ある方は簡単にできる方法もありますので、やってみてもいいかもしれません。

 

ただし、当たるも八卦、当たらぬも八卦ですが。