ゆかしいで徒然・・・
ゆかしい
よく言葉では「奥ゆかしい」や「心ゆかしい」などのことばでちょちょこ耳にするゆかしいという言葉。
辞書で調べるとこんな感じでした。
[形][文]ゆか・し[シク]《動詞「行く」の形容詞化。心ひかれ、そこに行きたいと思う意。「床」「懐」は当て字》
1 気品・情趣などがあり、どことなく心がひかれるようである。「―・い人柄」「古都の―・い風情」
2 なつかしく感じられる。昔がしのばれるようすである。「古式―・い祭礼」
3 好奇心がそそられる。見たい、聞きたい、知りたい、欲しいなどの気持ちを表す。
どことなく、こころひかれて向かうところがゆかしいという形容詞。
ということは奥ゆかしい性格ということは、奥ゆかしいとなると「どうしてもその中の深いところがみたくなる」ような性格ということなんでしょうね。
また心がひかれるところに、なつかしく感じられる・昔がしのばれるようだとの意味もはいっている。
ということは、やっぱりひかれる部分になんとなく「昔の情緒もある」ということなんだと思いました。
ここで勝手に何を思い出したかというと、クラシックのドヴォルザーク / 交響曲第9番 新世界 第2楽章が流れてき
ました。
ここから勝手な解釈ですがこれ、タイトルは「新世界」なんです。
クラシックの造詣もなんもない人間ですが、勝手に「そうか!過去を振り返ると新生会に導かれるんか」と解釈してしまいました。
*これに関しては、今後クラシックを勉強したいと思います。
確かに「賢人は歴史に学び 愚者は経験に学ぶ」ということばもあるように、深いレベルでの過去を学ぶことは現代にも通じる内容があるように思います。
ここは人によって感性が違うと思うんでなんとも言えませんが、僕はこのこころゆかしい、奥ゆかしい部分とは「新しい自分の未知が開拓される好奇心」というようなエッセンスが言葉にあるような気がしました。
調べてみると、「ゆかしい」やっぱりいいことばですね。