儲けるで徒然・・・

■儲ける


日本語と漢字って本当によくできていると思います。
この儲けるという言葉も、またひとつ。

 

これの意味は

〔「設ける」と同源〕
① (思いがけず)利益を得る。とくをする。 「株で-・ける」
② 子供を得る。 「三人の子を-・ける」
③ 人と縁を結ぶ。身にもつ。 「かぎりなくおもひながら妻を-・けてけり/大和 149」
④ 手に入れる。自分のものとする。 「正直にては良き馬は-・くまじかりけり/盛衰記 34」
⑤ 身に受ける。 「財を失ひ病を-・く/徒然 175」

 

ということでして、もうけるということです。

また設けると同じ源からきているようです。
これも面白いですね!

 

やまとことばでは元々、なにかを作ることとお金を生み出すことが同義だったということです。

 

またこれは漢字を見ると、「信じるもの」と書きます。
こちら信じるものを作るときっと利益を得たり、身につくということなんでしょう。

 

また、辞書によると(思いもかけず)という記述があります。
これ、ハプニングぐらい「もうける」ということは難しいということなんだと理解しました。

 

本当に企業経営しているとわかります。

儲けるというのは難しい。
1年以内に30%を超える企業が辞めているということでも、そのすさまじさが見て取れると思います。

 

また実体験でも思います。
そうそうニーズがあるものを見つられるものではないですし、大手企業やそれ以外のマーケットを見つけるなんて、奇跡に近いとお思います。
また、お金が入る縁をもらえるのも狙いにいったものは、ほとんどなく「おもいがけず」が非常に多いです。

 

そういうことも意味のなかにあるんでしょうね。

自分や会社を「信じる人」を作りましょう!